【知らなきゃ損】介護士のボーナスなしの理由&年収を上げる3つの対策

【知らなきゃ損】介護士のボーナスなしの理由&年収を上げる3つの対策 手当を調査した!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
だいすけ
だいすけ

【この記事の著者について】

・現役の福祉施設職員
・2級FP技能士

・2018年10月に株式投資をスタート!
・投資のスタイル:長期保有(バイアンドホールド)が基本

・高配当銘柄が大好き!株主優待も大好き!
・「社会福祉士が成年後見人を目指すブログ」を運営中

スポンサーリンク

1. 介護士のボーナスが出ない3つの理由

介護士として働いていると、「ボーナスがない」「思ったより少ない」と感じることがあるかもしれません。なぜ介護士のボーナスは少ないのか、その理由を3つのポイントで解説します。

1-1. 介護業界の賃金構造の問題

介護業界の給与体系は、基本的に国の介護報酬によって決まります。介護報酬とは、介護サービスを提供した際に施設が国や自治体から受け取るお金のことです。この介護報酬は、事業所の収入の大部分を占めています。

しかし、介護報酬は施設の運営費や人件費に使われるため、自由に使えるお金が少ないのが現実です。結果として、職員へのボーナスを十分に支払う余裕がない施設も多くなります。

また、介護報酬は毎年見直しがありますが、大幅な引き上げが行われることは少なく、人件費の上昇分をカバーするのが難しくなっています。このような業界全体の構造的な問題が、ボーナスの支給額に影響を与えているのです。

1-2. 施設の経営状況による影響

ボーナスの支給には、施設の経営状況も大きく関わります。介護施設は入所者や利用者が一定数いなければ、安定した収益を確保することができません。

特に、小規模な施設や新しく開設された施設は、利用者が定着するまでの間、資金繰りが厳しくなりがちです。そのため、ボーナスの支給が抑えられるケースがあります。

また、介護施設の運営母体によっても違いがあり、社会福祉法人が運営する施設は比較的安定したボーナスが支給される傾向がありますが、民間企業や個人経営の施設では、ボーナスの有無が経営者の判断に委ねられることが多いです。

1-3. 雇用形態や職場の方針

介護業界では、雇用形態によってボーナスの支給が大きく異なります。

  • 正社員:ボーナスが支給されることが多い
  • 契約社員:支給される場合もあるが、正社員より少ない
  • 派遣社員・パート:ボーナスなしの場合が多い

また、同じ正社員でも、施設ごとの経営方針によってボーナスの支給額が異なることがあります。例えば、業績が良い年には支給額が増えることもありますが、経営が厳しくなるとカットされることもあります。

2. ボーナスなしでも年収を増やす3つの方法

ボーナスがないからといって、収入を増やす方法がないわけではありません。ここでは、介護士が実践できる3つの収入アップの方法を紹介します。

2-1. ボーナスがある職場へ転職する

ボーナスが支給される職場を選ぶことで、年収をアップさせることができます。以下のような施設では、ボーナスの支給率が比較的高い傾向があります。

  • 特別養護老人ホーム(特養):公的な資金が入るため、ボーナスが安定しやすい
  • 介護老人保健施設(老健):病院併設の施設では待遇が良い場合がある
  • 病院勤務の介護士:医療機関の給与水準が反映されるため、ボーナスが比較的多い
  • 社会福祉法人の運営施設:公的資金の支援があり、ボーナスの支給率が高め

転職を考える際には、求人票の「賞与」欄をしっかりチェックし、転職エージェントを活用すると、自分に合った職場を見つけやすくなります。

2-2. 副業で収入を増やす

ボーナスがない場合、副業で収入を増やすのも一つの手です。介護士が取り組みやすい副業には、以下のようなものがあります。

  • 介護系ブログ・YouTube:自身の経験を発信し、広告収入を得る
  • ライティング・WEBデザイン:在宅でできる仕事で副収入を得る
  • 投資(株・NISA・iDeCo):少額から始めて資産を増やす
  • せどり・フリマアプリ:不要品を販売して収入を得る

副業を始める際には、職場の規定を確認し、無理のない範囲で行うことが重要です。

2-3. 昇給や手当を交渉する

ボーナスがなくても、手当の交渉をすることで収入を増やせる可能性があります。

  • 夜勤手当:夜勤ができる場合、夜勤手当を増やしてもらう
  • 資格手当:介護福祉士やケアマネージャーの資格を取得し、手当をもらう
  • 役職手当:リーダー職や管理職を目指して収入を増やす

また、職場の賃金制度を見直し、給与アップの相談をするのも有効な方法です。

3. まとめ

介護士のボーナスが出ない理由として、

  • 介護報酬による賃金構造の問題
  • 施設の経営状況
  • 雇用形態や職場の方針
    が関係しています。

しかし、
ボーナスがある職場に転職する
副業で収入を増やす
昇給や手当を交渉する
といった方法で、年収をアップさせることが可能です。

「ボーナスが出ないのは仕方ない」と諦めるのではなく、できることから行動してみましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました