
【この記事の著者について】
・現役の福祉施設職員
・2級FP技能士(2025年3月取得)
・2018年10月に株式投資をスタート!
・投資のスタイル:長期保有(バイアンドホールド)が基本
・高配当銘柄が大好き!株主優待も大好き!
・「社会福祉士が成年後見人を目指すブログ」を運営中
はじめに
社会福祉主事の資格を持っていると、給料が上がるのか気になる方も多いでしょう。福祉系の資格の中には、資格手当が支給されるものもありますが、社会福祉主事の場合はどうでしょうか?
本記事では、「社会福祉主事の資格手当の有無」を中心に、「どの職場で手当が支給されるのか?」、「資格手当の相場はどのくらいなのか?」について詳しく解説します。
1. 社会福祉主事に資格手当はつくのか?
1-1. 社会福祉主事の資格手当の実態
社会福祉主事は、主に福祉施設や行政機関での任用資格として扱われます。任用資格とは、「特定の職務に就く際に必要とされる資格」のことで、国家資格とは異なります。
そのため、社会福祉主事の資格手当は、施設や自治体の判断に委ねられることが多く、手当がつかない職場も多いのが現状です。
1-2. 公務員(福祉職)での社会福祉主事の扱い
地方公務員の福祉職(福祉事務所、児童相談所、市役所の福祉課など)では、社会福祉主事の資格が採用条件として求められることがあります。
しかし、公務員の場合、資格手当としての支給はほとんどなく、給与体系に組み込まれているため、手当が付くケースは少ないのが特徴です。
2. どの職場で社会福祉主事に手当がつくのか?
2-1. 介護施設・特別養護老人ホーム
介護施設では、社会福祉主事の資格を持っていると相談員として採用されることが可能ですが、資格手当の有無は施設によるため、求人情報をよく確認することが大切です。
- 資格手当がつく場合の例:月3,000円~5,000円
- 手当がない場合の例:「資格手当なし。ただし基本給に反映」
2-2. 障害者支援施設・相談支援事業所
障害者施設では、社会福祉士が優遇される傾向がありますが、社会福祉主事の資格でも相談員や支援員として働くことは可能です。
- 資格手当がつく場合の例:月2,000円~4,000円
- 手当がつかない場合の例:「社会福祉士は手当あり、社会福祉主事はなし」
2-3. 市役所・自治体の福祉職
市役所や自治体の福祉職では、資格手当は支給されず、給与規定に組み込まれることが多いです。
- 資格手当なし:「社会福祉主事の資格が必要な職種でも、資格手当はつかない」
- 昇給に影響:「資格よりも職務経験や評価が給与に反映される」
2-4. 求人情報のチェックポイント
求人情報を確認する際に、以下のような文言があるかチェックしましょう。
✅ 「資格手当あり(社会福祉主事)」と明記されているか
✅ 「資格手当あり(対象資格:社会福祉士、介護福祉士等)」と書かれている場合、社会福祉主事が含まれているか確認
✅ 基本給に資格が反映されているかどうか
3. 資格手当の金額の相場は?
3-1. 社会福祉主事の資格手当相場
社会福祉主事の資格手当の相場は、月3,000円~5,000円が一般的です。ただし、資格手当自体がない職場も多いため、事前の確認が重要です。
3-2. 他の福祉系資格との比較
以下の表は、福祉系資格の手当相場の目安です。
資格 | 手当相場(月額) |
---|---|
社会福祉士 | 5,000~10,000円 |
介護福祉士 | 5,000~8,000円 |
社会福祉主事 | 3,000~5,000円(またはなし) |
社会福祉士や介護福祉士と比べると、社会福祉主事の手当は低めで、場合によっては手当がつかないことも多いです。
4. まとめ
✅ 社会福祉主事の資格手当は、施設や職場によって異なる
✅ 公務員(市役所・自治体)の福祉職では、資格手当はなく給与体系に組み込まれている
✅ 特養や障害者施設では、資格手当がつくこともあるが少額(月3,000円~5,000円程度)
✅ 求人情報をよく確認し、資格手当の有無をチェックすることが大切
▶ この記事を読んだあなたへ
社会福祉主事の資格手当がどのように支給されるのか、職場ごとの違いを解説しました。転職を考えている方は、求人情報をチェックする際に「資格手当の有無」を確認することが重要です。
もし、より高い手当を狙いたい場合は、社会福祉士などの上位資格を取得するのも一つの手です。
あなたのキャリアに役立つ情報をお届けできれば幸いです!
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